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5月29日 三分の一を終えて
さて、リーグ戦も12節を終えて中断期間に入りました。ナビスコカップは続いていますが4連勝と好調なので予選リーグが終わってから総括します。レッズのチームとしての動きは、良くなってきたのでしょうか。
結論からいえば、まだ出来るよなということでしょう。昨年の素晴らしい内容の時期からすれば全然完成度は低いままです。色々と要因はあるもののほとんどメンバーの変化があまりない状況でのこの成績(4勝3敗5分け、勝ち点17、6位)は、ちょっと首を傾げたくなる結果です。
とはいえ、序盤戦はFWのコンディション不良や最終ラインが試合ごとに変わる非常事態等を考えれば、GWシリーズを負けずにくぐり抜けたことと、アウェーでFマリノスに勝ったことは非常に評価出来ます。また、以前なら諦めてしまいそうな試合展開でも粘って勝ち点を取ったりなど、ここ数試合は悪いながらも負けていないのは昨季の経験が生きているのかな、とも思います。
しかし、内容まで考えていくと相手も研究してくることもあって今年は辛抱していかないといけないんだろうなというのが率直な気持ちです。このままでは、2点取られても3点取るサッカーは見られないで、しぶとく勝っていくサッカー、1-0をものにするサッカーでシーズンが過ぎていくのではないでしょうか。
では、どうしていけばよいのでしょうか。何度も書きますが、それは中盤の選手がピッチを支配出来るかどうかにかかっています。最終ラインの押し上げとFWの前線からの追い込みはある程度の成果があるように感じられます。決して悪くはありません。だとしたら、残る場所は中盤。ここの選手たちがもっともっと攻撃参加なり、もっと高い位置からの守備なりに奔走しないと昨季のようなサッカーを展開することは出来ないでしょう。
ただ意外といいますか、それが出来る選手がいます。内舘選手です。Fマリノス戦で守備的MFに入った彼の山瀬へのマンマークとシンプルなボール捌き、思い切ったドリブルでの攻撃参加やサイドへのフリーランは外から見ている限りではとても効果的に見えました。彼より若く、テクニックも優れている選手たちが彼のような動きをすれば、レッズの攻撃はより魅力的になると思います。
ただ、監督も、選手たちも問題点には気付いていて、練習しているはずです。後は、それを試合でも表現できるようになるだけなんですが、それがまた、難しいんでしょうな…。また、中盤は他のポジションに比べてポジション争いがそれ程厳しくないのも問題です。もっと下からの押し上げや控えメンバーが練習からガンガンアピールしていって欲しいものです。
もうひとつ気になるのは永井選手の使い方です。彼の良さがトップ下(あるいはCF)で今の所発揮出来ているようには見えません。まあ、永井選手にこの位置での守備の仕方、そして積極的な攻撃の組み立てを期待しての我慢の起用だとすれば納得も出来るのですが自分の中では山田選手を右サイドで使い続けることで代表復帰させるためと、ある選手をスムーズにトップ下に招くための下準備のように思えてならなかったりもするんですが…、考え過ぎであることを祈ります。
現在、数字の上では6位ですが、15位のアルビレックスと勝ち点が3しか違いません。今の順位を維持、そして上を見続けるためには、勝ち続けていくしかありません。引き分けでも厳しいです。更には7月は5月よりも連戦が続きます。せめてもの救いは比較的実力差があるチームとの試合が多いことですが、余計に落とせない試合が続くともいえます。しぶとい試合を続けるか、観客に喜びをもたらす試合を披露するようになるのか。レッズが負うべき責任は、思っている以上に重く、難しいものです。だからこそこのユニフォームを着ることに意味や価値があると、選手には思ってもらいたいです。何より、ファン、サポーターのために。
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