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11月23日 回想録11・20
…しまったなあ、もっと早く優勝したときの感想とかを書いておけば良かったです。今日のレイソル戦、良い試合だったからこっちのことを書きたくなっちゃったもんなあ。若い選手も出場出来たし、ディフェンスラインは浦和市出身者のみだし、うち室井選手はセットプレーからゴールを決めるし、外国人もエメルソンのみだけど、そのエメルソンは今季3度目のハットトリックだし、箇条書きにしたって最高の試合展開になるしなあ…。あー、駒場で観たかったさ、こんな試合を。
まあ、それはさておき11月20日に観られた試合はなんというか、選手のほとんどが浮き足立っているような、そんな試合内容でした。経験豊富と思われるアルパイにしたって、普段以上にゴール前に上がっていく回数が多かったりしたので(一時期、鈴木選手が完全にディフェンスラインに入っていたのには目を疑いました)、なんか、危ないなとは思っていたんですけどね…。それで、ガンガン攻め込まれて殆どチャンスらしいチャンスのなかったグランパスが、この前のエスパルスのようにカウンターで前半に1点盗み取り、後半にもかすめ取って、レッズもエメルソンのPKで1点取り返したけどフィールドプレーヤーが8人しかいないグランパスに同じ人数いるんじゃないか?と思わせるような試合をされて、完敗してしまいました。
この試合だけを見れば、チャンピオンシップは確実に負けます。岡田監督はこういうサッカーをしてくるし、こういうサッカーが出来る選手がFマリノスにはゴロゴロいますから。そんなことを考えたら、ちょっと頭が痛くなるような試合内容ではありました。でも、ガンバが空気を読んでくれたのか、Fマリノスが昨年のお礼をしてくれたのかはわかりませんが、ガンバが負けてくれたおかげで、どうにか駒場スタジアムでステージ優勝をきめることが出来ました。ありがとうガンバ、やっと対決できるぞFマリノス。でも一番いいたいのは、
やっぱり空気を読んでほしかったさ正剛さん。あんたは尊敬できるゴールキーパーだけど、それでもスーパーセーブし過ぎだったぞ。
紙テープを投げる瞬間だって、「試合が終わったら」ということだったのですぐに投げちゃったけど、周りの人は他会場の結果を知らなかったみたいでしたし、パラパラとテープが飛ぶだけでした。その後、朝井さんのアナウンスでようやく結果を知った後に、いっせいに紙吹雪とテープがドーン!と降り注いだわけでして、そのときに、僕の手元にはもう何もなかったわけで…。喜び方まで少し外してしまって、どうにもモヤモヤの残る試合後になってしまいました。
気分として一番近い感じだったのは、鈴木選手でしょうかね。「嬉しいけど、嬉しくない」というのがまさにその通りな感じでした。でも、他の選手は「今までの積み重ねがあったから、残り2試合残して優勝出来た」とか、とても大人なコメントを披露していましたよ。たしかにそうなんですけどね。でも、やっぱり喜び切れなかったし、泣くなんてもってのほかという感じでした。
ただ、僕の周りの仲間たちは、当たり前だけど素直に喜んでいました。その姿を見ていたら、やっぱり優勝というのは良いもんだなと思ったんですよね。昨年は初めてナビスコカップを手に入れて、今年はステージ優勝。まだチャンピオンシップはあるけれど、こうして毎年何かのタイトルが手に入るのであればこんなに幸せなことはないなと思いました。
浦和の街に帰る途中、予想通りというかみんなとはぐれまして、僕だけ一足先にバスで着いてしまいました。お店を電話で確認して、途中、居酒屋「力」の前を通ったら、もう、凄い人、人、人。報道陣もたくさんいたし、それに構わずその場所にみんな居続けるから、道路は満杯で、凄いことになっていました(横断する途中でゲートフラッグの棒が、少しまがってしまいました)。喜びも最高潮、といったところなんですが、喜ぶタイミングを逸してしまって、却って自分自身が冷めてきているなと感じてしまいました。
その後、合流してお店で飲んで、ちょっと悪酔いしかけて、交番近くでみんなで記念撮影して、近くにいたおばさんたちとちょっと話をして(「浦和の街が明るくなった」と喜んでくれていましたけど)、10時ちょっと過ぎにはもう家に帰っていて、片っ端からスポーツニュースを見続けました。
それで、本当に実感しました。苦節12年。降格して、復帰して、戦力を整えてクラブが一体になって、ようやく掴んだ栄光。テレビ的にも制作しやすそうなこの歴史を改めて第三者に作ってもらって、しみじみと感じる優勝の喜び。どのスポーツ番組にも呼ばれている選手たち。話す内容が本当に面白い選手たち。それを見ていて、ああやっぱりこいつらネタチームだと笑って、ステージ優勝してもあんまり変わってなくて安心したりと、お酒のせいで頭が少し痛くなるのを感じながら、最後の「すぽると!」まで見続け、眠りにつきました。
最後に。翌朝見た、エル・クラシコ、面白かったなあ!
バルセロナのあのビジュアルサポートを見たら、まだまだ上はいるぞと感服しました。そしてまあ、バルサのパス回しの素晴らしいこと!デコとロナウジーニョのパス交換はあれだけで5,000円は払えますよ。ラウルやジダンといったレアルの選手たちの存在感を全く出させなかったバルサの素晴らしい、本当に素晴らしいサッカーで僕は2004年の11月20日を最高かつ完璧な思い出の日にすることが出来ました。ありがとう、浦和レッズ、そして本当にありがとう、バルセロナ!
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