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7月20日 80分で1本、15分で1本
3週間ぶりの生観戦でした。まあ、それまでも日本代表の試合が何試合かありましたが、そこはやはりテレビ観戦。どうしても戦術的なこととか相手チームの組織力に唸らされるばかりでなんとも感情移入しづらい所もありましたので、ホームでおらがクラブの真剣勝負を生で観られるということとはその臨む心構えまで違ってきます。ましてやこの試合の意味合いは、レッズにとっては負ければ終わりというギリギリの攻防戦だったわけで、選手だけでなくサポーターにしても大事な試合だったわけです。
僕にしても随分久しぶりに駒場スタジアムで撮影をしてみました。特にナイトゲームとなると1年前のナビスコカップ・ヴィッセル戦(鈴木選手のゴールで勝ち、逆転で決勝トーナメント進出を決めた試合)以来となります。駒場スタジアムは、何度も書いていますが照明が明るくないので撮影には不向きなスタジアムです。ましてや夏場の試合では写真からも暑さが伺えるような感じの出来映えになるのであまり他人様に見せられる感じには仕上がりません。それでも敢行したのはやっぱりそのときにしかその写真は撮れないということに尽きるからです。今回の被写体は3人。モチベーションが高いであろう山瀬選手と鈴木選手、そして新加入してホーム初出場のアルパイ。彼らをメインとして狙い、あとはチャンスに応じて撮ろうというプランでした。順調に行くと思っていたのですが…。
前半はオシムの策略というか、ジェフのやり方にまんまと嵌ってしまいました。ジェフにとってみれば1位と2位の直接対決、しかも勝ち点差が3開いている状況では要は負けなければいいということで、バックラインでボールを回して無理に攻め急がず、カウンターを狙うという非常に消極的だけど理にかなった戦いをしてきました。こういう試合は何をしなければいけないかといえば、前線から追い込みをかけてボールを回させないということが必要だと思うのですが、当日はとても暑く、それをフルタイムで要求するには厳しい状態でした。更に相手は守ろうと思えば守り切れてしまうくらい守備に関しては能力の高い選手が揃っているジェフ。エメルソンもきっちりマークされ、削られまくられでかなりフラストレーションをためている様子が伺え、無理な位置からでもシュートを狙ってふかしてしまうシーンが多く見られました。
結局決め手もなく前半は終了。レッズがボールを持てたとしても勿体無い形でボールを失うことが多く、攻めの形があまり作らせてもらえない状態でした。この時点で僕はこの日の撮影を半ば諦めかけていました。ボールのないフリーの選手は、よほどのことでない限り絵にはなりませんので、お目当ての選手も大体撮れたし、スコアレスドローでこの試合は終わるだろうと思っていました。ちなみにこの時点で36枚中、18枚くらい撮っていたような感じでした。普段のペースからいえば、遅い消費の仕方です。
後半、立ち上がりに関してはジェフは前半とは打って変わって積極的にゴールを狙いに来るようになりました。これで面白くなると思っていたのも束の間、途中からペースダウンし、負けないサッカーを展開してきました。同グループのもう一つの試合ではエスパルスが前半のうちにトリニータに先制し、優位に試合を進めていたのでレッズとしては勝つ以外に選択肢はありません。ブッフバルト監督は早い時間に矢継ぎ早に攻撃的な選手を投入しましたが、そのわずか数分後にお手本のようなカウンターで非常に大きなゴールが生まれてしまいました。
今までのレッズならば、これで終わっていたでしょう。僕自身もあまりにわかりやすい試合展開のためにああもう今日はこれで終わったとカメラをしまいかけました。が、そのわずか1分後にエメルソンからのクロスボールを長谷部選手が頭で決めて同点に。あれだけ点が動かなかった試合が、2分間で2ゴール。そのとき、そういえばレッズは相手のサッカーにおつき合いもするが、先制されると目を覚ますという、ここ数年の傾向を思い出しました。ガンガン駒場スタジアムのボルテージが上がっていきます。さっきまでの諦観モードはどこへやら、この時点で僕はフィルムを交換していました。それまでは試合後の風景を残すために数枚残している状態だったのですが残り15分でも、1本撮りきれる。そんな確信が持てたのかもしれません。試合終了まで、僕はかなり興奮していましたが、努めて冷静に戦況を見るよう努力しました。
このチームが昨年とは違うのは、常にスーパーサブを置いておけるという点です。田中選手が先発しても、そういった選手がまだ存在するので終盤にかけて攻撃のギアを更にあげることが出来ます。昨年もそんな選手がいればセカンドステージのエスパルス、グランパスとの試合も落とさずに済んだのではないかと思うことがありますが、まあそれはさておき、岡野選手。もう31才のこの選手は昔と変わらず、快足を飛ばして相手ゴールを脅かします。他にもドリブラーが多いレッズですが、やはり彼程スタジアムを湧かせる選手はいないでしょう。それは彼から発せられるパワーであり、途中出場でも何かやってくれるんじゃないかという期待感から来るものなんでしょうな。後半ロスタイム、彼は何故かその場所にいて、足を振り抜いてボレーシュートを打ち、決めるべくして決めました。試合終了間際の逆転勝利。鳥肌が立ちました。
不可解なジャッジがはびこったり、相手の度の過ぎるラフプレーもありましたが、最終的にはチームが一丸となって(勿論、サポーターも含む)奪い取った勝利でした。長く書いてきましたがこの日の展開は今日の日記のタイトルが端的に示しています。そういう展開でした。締めの言葉とすれば、どんなに綺麗なサッカーだってテレビで得られることは限られていて、生で実際に観る試合に勝るものはないということでしょうか。ましてあんな逆転劇を見せられた日にはこのクラブを追い続けて良かった、そんな言葉以外は見つかりませんよ、ええ。
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Group C |
市原 |
浦和 |
清水 |
大分 |
勝 |
分 |
敗 |
得 |
失 |
点 |
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市原 |
- |
07/24 |
H○4-0 |
H○2-0 |
3 |
0 |
2 |
13 |
6 |
9 |
|
A●1-2 |
A●2-3 |
A○4-1 |
|
浦和 |
H○2-1 |
- |
H○3-0 |
H●2-3 |
3 |
0 |
2 |
10 |
6 |
9 |
|
07/24 |
A●0-2 |
A○3-0 |
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清水 |
H○3-2 |
H○2-0 |
- |
H○1-0 |
3 |
0 |
2 |
6 |
9 |
9 |
|
A●0-4 |
A●0-3 |
07/24 |
|
大分 |
H●1-4 |
H●0-3 |
07/24 |
- |
1 |
0 |
4 |
4 |
10 |
3 |
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A●0-2 |
A○3-2 |
A●0-1 |
土曜日にはアウェーの松本平で最終順位を決定する試合が行われます。憎らしいことに得失点差の関係でまだジェフは引き分け以上で進出が決まります。レッズは勝たない限り上への道が開きません(エスパルスが負けることとかは当てにはしてないですから)。ギリギリの戦いが続きますが最良の結果を奪い取ってきてくれると信じます。そして、すっきりとした状態でレッズと先に試合をすることが決まっていたのに二股をかけやがったどうしようもない大馬鹿者のインテルとの親善試合に臨めればいいなと思います。
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