2004年2月

2月1日 初めの一歩


以前からコツコツとやってきましたサイトのデザイン変更が、ようやくと終わりまして今日からのお披露目となりました。それまで更新できなくてすいませんでしたが、その分(と言えるかは分かりませんが)以前よりもコンテンツに深みを出せたのではないかと思います。ようやく「表紙絵画廊」もできまして(
しかし思った以上に作品が少なくてチャチい)、開設当初、とうか本当に一番最初、机上の空論で思い描いていた姿にようやくなったかな、という気持ちです。あとはもう、まったりとちまちま続けていくだけです。期待されると潰れますので、思いついたときにでも何となく見てやって下さい。

さて、今年はレッズフェスタに行ってきました。監督も代わり、大型補強もされましたし。その初めの一歩ということなのでやっぱり見ておこうかな、ということなんですが、実のところはサプライヤーの代わった新しいユニフォームが見たかったからです。

まだ日本に来ていない人のユニフォームが展示されていました

「マニアックだね」といわれた写真(デジカメ実戦初投入です)と実際に見た印象などはこちらのほうでじっくり御覧頂くとしまして、感想としましては思ったよりも格好良いぞNIKEというところでしょうか。写真で見たときは襟らしい襟がなくてガッカリしたものの実際に見て、そして選手が着ているのをでっかいポスターで見たら、「これは良い」と考えが変わりました。三菱のマークが大きくなったのも良いですな。外国のユニフォームみたいで、アレックスや闘莉王、ニキフォロフなんかは特に良く似合いそうな感じがします。

あと、背番号も発表されました。今年も選手数が少ないので全部載せておきましょう。岡野選手は、おそらく7番を辞退したんじゃないんですかね…。あくまで結果を出してからにしようとしているんじゃないでしょうか。まあ、何番だろうと頑張ってもらえれば良いので、楽しみなのは変わりありませんけどね。

青字が新加入、赤字が変更になった選手です

ヲ 今季背番号一覧 

1

山岸 範宏

2

坪井 慶介

3

ニキフォロフ

4

闘莉王

5

室井 市衛

6

山田 暢久

7

酒井 友之

8

山瀬 功治

9

永井雄一郎

10

エメルソン

11

田中 達也

12

三上 卓哉

13

鈴木 啓太

14

平川 忠亮

15

千島 徹

16

三都主

17

長谷部 誠

18

西村 卓朗

19

内舘 秀樹

20

堀之内 聖

21

徳重 健太

22

小林 宏之

23

都築 龍太

24

梅田 直哉

25

中川 直樹

26

南 祐三

27

横山 拓也

28

加藤 順大

29

新井 翔太

30

岡野 雅行

-

ちょっとビックリしたのが、山田選手が今季のキャプテンだそうで…。満を持して、といったところでしょうか。是非とも、副キャプテンにしっかりした人を置いてもらいたいですな(室井選手とか)。個人的に今季期待するのは、握手してもらった闘莉王選手山岸選手、そして梅田選手です。特に、梅田選手には冗談抜きに期待します。ポストプレーヤーがなかなか大成しないレッズに置いて、その重要なポジションを担えるよう、そしてレギュラーを奪って脇にエメルソンと永井選手(あるいは田中選手、岡野選手)を従えるようなプレーヤーになって欲しいと思います。…本当に。

しかしなあ、ギドが一番目立っちゃ、イカンでしょうが…。本当にいつになっても、選手が入れ替わっていっても、面白くって全く飽きないチームですな、レッズっていうのは。


2月3日 日程発表になり変化する予定 その2


1月30日に今季のJリーグの日程が発表になりまして、
いよいよ2004シーズンも始まるなという感じですが、この辺でファーストステージの展望などを書いておくのも一興かと思います。常々、僕はこの短期決戦を制覇するには勝ち点として30は確保しないと優勝はできないだろう、と思っています。年間勝ち点では60位がまあ、王者に相応しい数字なのではないかなと。そう考えると自ずとどのくらい勝たないといけないのか、または負けても良いのか、というのが見えてきます。

勝ち点30。これに到達するには簡単に言えば10勝5敗。そんなに勝てなければ9勝3敗3分け、あるいは8勝1敗6分けです。これを難しいと考えるか、簡単と思うかは判断の別れるところですが、やはり優勝の価値はこれぐらいあるということでしょう。そして、次に考えるのはホームでの試合はいくつあるかということなんですが、ファーストステージはレッズは7試合(駒場4、埼玉3)組まれています。兎に角ホームで負けてはいけないということが重要です。相手はセレッソ、ヴィッセル、トリニータ、アントラーズ、ジェフ、レイソル、FC東京ですから5勝2分けぐらいでいければ良いかな、と思います。

残りをアウェーで稼ぐとしたら、昇格組のアルビレックス、サンフレッチェは叩かないといけない相手でしょう。またヴェルディにも苦手意識はないでしょうから勝ち点を計算しないといけません。問題は、東海の3チーム。どうにもアウェーでは分が悪い感じがします。しかしここで勝ち点を拾う戦いができればまず優勝は見えます。

まあ何より大事なのは、開幕戦のFマリノス戦ですな。ここで前年度王者を潰せれば(しかもアウェーで!)良いスタートを切れるでしょう。負けたとしても5節区切りで3勝1敗1分けをキープできれば良いわけですから、左程悲観する必要もないと思いますけどね。とにかく、優勝するために必要な勝ち点がおよそどのくらいか分かれば、そのために何をすべきかは見えてきます。レッズが昇る山は、そんなに低くはないということはまず言えるでしょう。

さて、僕自身が行ける試合を考えてみたんですが…、4月はなんでこんなに静岡に行くんでしょうね(3日ジュビロ、14日エスパルス、29日にナビスコカップでまたエスパルス)…。しかも試合開始時間もちょっと遅いし。楽しみにしていた静岡遠征ですが、あまり見所もないので今年は止めることにしました。グランパス戦も豊田スタジアムですが、これは行ければ行きたいですが、今のところ微妙です(今年の遠征の目玉は、セカンドステージのヴィッセル戦になると思います。イルハンが加入するようですしね)。あといけるアウェーの試合は、味の素スタジアムでのヴェルディ戦ぐらいでしょうか。ホームはなるべく行こうと思いますので、最大で9試合になりますな。僕が観に行く試合を全部勝ってくれれば、きっと優勝できるんですけどね…。考えがコロコロ変わっているわけではないのですが、ワクワク感が上回ってしまいました。今の時期だけはそんな感じで楽観して、開幕戦を待ちたいと思います。


2月7日 当てはめて、見る


ナビスコカップの前以来で久しぶりに床屋に行って髪を切ったんですが、やはり
短髪にすると清々しくて良いですな。あまり髪を伸ばしたことのない自分にとっては「耳に髪がかかる」ということが、どうにも煩わしくてなりませんでした。後ろ髪もまるで古畑任三郎のようで鬱陶しかったので、全部バッサリやって気持ちも引き締まりました。

まあそんなことはどうでもいい話ですが、その場所でも話題になった今日のマレーシア戦について思ったことを書いていきます。というか、ずいぶん久しぶりに代表の試合をちゃんと見ました。東アジア選手権は生観戦しましたが、どうにも眠たい試合でしたので真剣には観てませんでしたから。

さて、この試合で押さえておきたかったのは現在の代表の攻撃スタイルを今季のレッズに当てはめてみるということです。ブッフバルト監督が打ち出そうとしているスタイルがまだ見えない以上は、代表選手の多くを擁している今の時点ではそこから考えを巡らせることの方がより具体的です。更に、レッズ以外の代表選手と同じポジションのレッズの選手たちがどういった動きをすれば効果的に攻められるか、ということを考える上でも手っ取り早いです。相手も格下のマレーシアということでしたので、より攻撃の形は見えるだろうと踏んで見ていました。

戦術的には久保選手をトップに置いてその下に小笠原、本山、藤田の3選手が主にポジションに関係なく攻撃を形成し、チャンスと見れば3列目から山田卓也、遠藤の両選手が攻撃に参加する形でした。また、今日の試合に関しては両サイド共にバランスを保って攻撃参加出来ていたように見えました(左のアレックスの方がより活発でしたが)。感想としましては、ポジションチェンジが頻繁になされて掴まえにくいだろうなあということでしょうか。

これをレッズに当てはめてみると、兎に角要求されることは2、3列目の選手たちが攻撃参加するために前の選手をガンガン追い越していくこと。そして、その際に空いたスペースを誰が埋めるのか、約束事を作っておくこと。ワイドに攻めることは忘れないように、それでもボールをキープするためだけのサイド攻撃は控えること、攻撃から守備に移る際の切り替えをなるべく早くすること、こんなところでしょうか。

特に山田卓也選手が見せたような「戦術的拘束から解放された」プレーは今季のレッズに必要なものだと感じました。それを具体化するのは鈴木選手や酒井選手あたりでしょうか。さらに前線での攻撃起点のポジションチェンジを演出する小笠原選手、藤田選手のような働きをするのが山瀬選手、長谷部選手ですかね。攻撃を終わらせる(ゴールを決める)役目はレッズには幸いなことに決定力の高い選手が揃っていますので心配はありませんから、そこへ至るまでの「良質な攻撃パターン」をいかに多く作れるかが今季の鍵です。国内組だけで構成された日本代表でしたが、その点は流石によく出来ていたのではないかな、と思いました。ただし、それも後半立ち上がりまででしたが。

メンバーを大きく入れ替えた後半の日本代表は、チグハグさしか感じられませんでした。しかし、それは選手のせいではないでしょう。実戦で組み合わせていないセットを初めてに近い形で当てはめただけのようでしたから、機能しないのは半ば当然のこと。それでも無失点で終えたのだから良く出来ましたでよいのではないでしょうか。それでも、加地選手の突破力、センタリングの精度の高さは注目に値するものでしたけど。

もはや代表戦の楽しみ方はレッズだったらどうするか、どうなるかということにしかありません。明日のオリンピック代表にしてもそうですが、暫くはこのスタンスで試合を見ていこうと思います。あ、そうだ山田暢久選手代表初ゴールおめでとうございます。幸いにも現地でブッフバルト監督や福田さんも見てましたね、良かったですね。カシマスタジアムでは凄い良いミドルシュートが決まりますね。セカンドステージでも是非見せて下さい。


2月11日 咲き始める花


U-23代表のロシア戦を見ました。この前のU-23イラン戦は、ビデオに録っておいてまだ全部は見ていませんが、
得点シーンだけを見ればその攻撃の形というのはとても綺麗なものだったと思います。オリンピック代表の攻撃の形は、この試合に関していえばレッズの攻撃そのもの(ゴールシーンは、山瀬選手→左サイドに開いた田中選手のセンタリング→ゴール前ファーにいた平山選手のヘディングシュート)なわけですから、各選手の体調含めてとても良い状態にあるといえそうです。田中選手の退場も心配ではありましたが、今日も途中出場してましたのでそんなに大事にはなっていないようでした。

話を戻してあくまで今日のロシア戦に絞って感想をいうとすれば、思ったよりもやるねえといったところでしょうか。まあ、あえて苦言をいうとすれば先制したんだから逃げ切ってよ、ホームだぞともいえるのですが。ゴールシーンを振り返れば、最後列からの闘莉王の中央ドリブル突破からペナルティエリアに入っての粘り、そしてなんとか出したパスを坂田選手が潰れ役をして高松選手に出し、高松選手が鮮やかにシュートして決めたものでした。…なんか中盤の底に闘莉王を置いた方が機能するかもという気がします。まだ2試合しか見ていませんが、ちょっと最終ラインを預けるのは心配です。でもああいった、ある意味で戦術を無視した上がりは今までの日本代表にはなかった形ですからとても有効です。オプションとして中盤の底に置いてガンガン攻め上がらせるのも面白いなと感じました。

だからといって闘莉王がレッズを選んでくれたことに関しては、もちろん悲観はしていません。彼のディフェンスにおける不安な点は、ブッフバルト監督が修正してくれるでしょうし、周りには日本代表や元ロシア代表もいますし。当面のライバルである室井選手だっていますしね。これから育っていく選手ですから、レッズに帰ってきたらもっと頑張ってくれれば良いと思っています。一番良いのは、彼がオリンピック代表にもかかわらず、スタメンに定着できないことだと思います(それは、鈴木選手も同様ですが)。

ロシアも高さをうまく使っての良い攻撃の時間があったのですが、とにかくGKの黒河選手が光っていました。おそらく今日のMOMは彼でしょう。何度も良いセーブをしていましたしね。ただ、チームとしては全体的に守備において相手の攻撃へのきっかけを与え過ぎていた感じもしましたので(パスミスとか、セットプレーで相手をフリーにし過ぎていたり身体をあてていなかったりとか)、相手がフル代表とはいえ自分達が将来のA代表になりたいと思うのであればやはりその点はきっちり学んでいかないといけないでしょう。

それにしてもずいぶんと良い選手が出てきたんじゃないかなあって思います。テレビのスターシステムで祭り上げられている感もありますが、それでも取り上げられないよりかはましですし、選手が謙虚さを忘れなければどんどん取り上げられるべきだと思います。でも、そのきっかけになったのが下の世代の突き上げというのでは、やっぱり少し寂しいかな…。個人的に気になるのは徳永選手、平山選手、そして今野選手(彼は本当に良い選手だと思います)と昨年のUAEワールドユース組ばかり…。もはやこの世代に望んでいることは、オリンピックに出るということだけではなく日本代表を強くするための起爆剤になることだと思っていますので、その点ではまだまだ物足りないですな。シドニー組以上の勢いを、今後の日本代表にもたらせるようになって欲しいと思いました。

とはいっても、正直な話オリンピック代表のレッズの選手たちは仮病でも何でもして合宿の方にずっといてくれないかなあ、って思っているんですけどね…。本当に痛いっすよ、彼ら4人がいないのは。


2月17日 今年の目標


えー、今日、ようやくというか
シーズンチケットが届きました。そこで改めてチケットを見ると、思ったよりもデーゲームが最初に組まれているんですね。だから今年は序盤戦ぐらいは駒場スタジアムでも写真を撮っていこうかな、と思います。そうすると、5試合か6試合ぐらいは撮影できるようになるのではないでしょうか(あんまり詳しくは知りませんが)。

それにしてもずいぶんこのところ、カメラに触っていません。一応手入れはしていますけど、フィルムを入れて動かしてみたりっていうのは全くしていませんので、埼玉スタジアムでのホーム開幕戦までにカメラを動かして自分の勘も取り戻しておかないといかんですな。

あと、昨年の8月くらいからやろうやろうとしていて、でもメンドくせーメンドくせーでずうっとほったらかしでシーズンが終わっても何にもしないでおいた後半戦の自分で良く撮れたかな、と思った写真を伸ばすことをしました。…フィルム整理はしておいて、写真自体も選別しておいたにもかかわらずフィルムをまとめるのに半年近くかけてしまいました。実際にやったら30分で済んだのに。今年は何ごともその都度終わらせる、ということもした方が良いかもしれませんな。これも今年の目標にしておきましょう。

そういえば、明日も親善試合だったか、ワールドカップの一次予選だかなんかがあるんですよね。この前のイラク戦では坪井選手がかなり危なっかしいプレーをしていましたので改善出来ていればいいんですけど。でも、中田選手も戻ってきたようですから多分勝つでしょう。中田選手がいさえすれば、日本代表は大丈夫ですから。多分、監督や協会の人が全員入れ替わったとしても、中田選手さえいてくれれば日本代表は大丈夫でしょうから。安心して(というかちょっと適当に)明日の試合を見守ることにします。


2月21日 2つの試合


18日に
ワールドカップアジア一次予選が始まりました。結果は後半ロスタイムで何とか久保選手が決めて1-0で勝ちました。相手のオマーン代表はほとんどが23才以下ということでしたが、組織的に良く纏まっているチームではあるなと感じました。でも、それはあくまで守備に関してであって攻撃のバリエーションが少なかったのとかなり引いて守っていたこともあって、これではいつになっても点は奪えないだろうなと思っていました。そんな、なんだかんだいってもやっぱり格下のオマーン代表から1点しか取れなかった日本代表って、やっぱり問題はあるのかもしれませんね。でもまあ、中田選手がいてくれたおかげで勝ちました。

…まあぶっちゃければ、もっと中田選手はやってくれるって思っていたんですけどね。昨年までだったら全く期待していなかったのですがボローニャに移籍してからの中田選手は本当に楽しそうにサッカーをやっているのがテレビで見ていても良く分かりましたから、こりゃ期待できる、何点入るかな、と思っていたんですけどね…。移動距離には勝てないってことなんでしょうね。

だとしたら、海外組の召集っていうのは、本当に必要なんでしょうかね。国内組だけで何のために今年のはじめから合宿なんてやっていたんでしょうね。そもそも、海外組と国内組って、そんなに差があるのでしょうか。まあ、どうでもいいですけどね。予選は勝てばいいわけですから。7年前の予選を経験しているのは中田選手しかいませんし、他の選手は初めて挑んだワールドカップ予選だったわけですしね。その場所にレッズの選手が3人も参加出来た、よくやったということでこの話は終わりにしましょう。ただ、発熱している選手を3人も先発で出場させてしまい、山田選手にいたっては交代させるオプションも持たなかったというのはここにしっかり書いておきましょう。

ウチの選手を壊すつもりか!と。

そして、今日。いよいよアジア最終予選を間近に控えたオリンピック代表の壮行試合が行われました。相手はU-23の韓国代表です。この世代の韓国は、本当に強くてうまいです。今までのオリンピック代表ではちょっと太刀打ちできないんじゃないかなって思っていたんですが、いやいや今年に入ってからのオリンピック代表、とても良いサッカーをしてくれています。流石にクラブから選手をふんだくって合宿してきた成果が出てきているんじゃないかなと皮肉をいっておきましょう。

この試合、前半はレッズの選手4人が先発出場しました(後半に山瀬選手と田中選手は交代しました)。闘莉王選手の前線への上がりも変わらず積極的だし、田中選手のドリブル突破、サイドに流れてのセンタリング、はたまたチャンスと見ると果敢にゴールも狙う姿勢は昨年よりも切れてきましたな。鈴木選手も積極的に前へ出ていくシーンが多く見られ、サイドの森崎選手と入れ替わってチャンスを作ったりとピッチを縦横無尽に駆け回っていました。山瀬選手も惜しいチャンスを多く作っていましたが、今日に関しては途中出場した松井選手の方が良かったかな、という感じでした。モチベーションを上げるための大事な試合、しかも昨年は一度も勝てなかった韓国代表に2-0で完勝したのは良い弾みになるでしょうね。いよいよ、楽しみになってきました。

でまあ、この2試合を比較してみたときの感想としたらオリンピック代表の方が良いサッカーをしているかなということなんですけど、一番違うところは約束事があるかないかで、これほどまでにチームが有機的に動くものなのかっていうことなんですが、ここが非常に難しいところなんですよね…。チームとして機能させるのには絶対、規律や約束事は必要なんですが、それだけで対処できなくなった場合は個人の力が必要になってくるんですよね。意外性とでもいいましょうか。でも、それを引き出すためにも約束事は必要だと思うわけで(例えばサイドの選手を攻撃参加させるにも中盤の選手の誰かが空いたスペースをケアするということを約束付けておかないと安心して上がって行けないですよね)、それすらないというのは(たぶんあるんでしょうけど、あるように見えにくい)見ている側からすればちょっと腑に落ちなかったりするんですよね…。

僕は、どちらの監督の考えも間違ってはいないと思います。ただ、大事なのはそれを日本代表の選手が出来るか出来ないかということで、出来ないのにやらせているとしたら、問題だと思います。その意味からすれば、山本監督は良いチームを作ってきているなということですし、ジーコ監督は(やるとするならば)もう少し選手のアイディアを引き出してやって欲しいなというところでしょうか。でも、どっちの試合も面白かったですよ。特にオマーン戦なんて、久しぶりに昔のレッズの試合を見ているようでしたしね。演出は、最高でした。テレビ観戦でも感じられたなんともマッタリとしたスタジアムの雰囲気や監督が書いた脚本自体にはもちろん、不満がありますけどね。