2004年1月

1月5日 新年雑感


明けましておめでとうございます(今年は普通に書いてみました)。今年も
方針を全く変えずにまったりとやって参りますので、よろしくお願いします。

とはいってももう明けて5日目なわけで、なんだかんだとサッカーはやっていました。元日の天皇杯決勝、森島選手に是非ともカップを掲げてもらいたかったのですが、残念ながら(?)ジュビロが優勝しました。でも良く考えてみれば、優勝しなければならない大義名分はジュビロの方が多かったわけで、この結果もまあ妥当といえば妥当かなと思います。というのも、昨年はタイトルを獲得できずに年を越しジュビロになってからは未だ天皇杯だけは獲得しておらず決勝まで辿り着いたのはヤマハ時代にまで遡って14年前のことで、優勝したとなると実に21年も前の話だそうです。その際に選手として出場していたのが今大会で指揮を取るのが最後の柳下監督であり、さらに1月1日は柳下監督の誕生日とくれば、もはや選手が何をすべきかは説明するまでも、ありませんな。表彰式で選手を見上げていた監督の目に浮かんでいた涙は、とても印象的でした。

まあ、セレッソもジュビロも特に嫌いなチームではないのでどちらが優勝しても構いませんでしたけどね。我武者羅にジュビロのゴールを奪いにかかっていったセレッソの攻撃も素晴らしければ、それをのらりくらりと躱しながらも徐々に自分たちのサッカーを展開させていくジュビロもまた素晴らしく、パスのスピードも早くてポンポンと繋がっていき、息をもつかせぬ展開が多く、見ていて楽しい決勝戦でした。特にセレッソの酒本(さけもと)選手は、要チェックです。スタミナがつけば、良いサイドの選手になるでしょう。

2日以降は全国高校サッカー選手権が始まったのですが…、ごめんなさい、今年は武南高校は応援できませんでしたわ(理由?ただただ、悔しいからです)。なので、ほとんどこれには興味がないです、ええ。選手のみなさん、頑張って下さい。

そして、4日に井原さんの引退試合。出場選手の顔ぶれが豪華でしたね。思わず10年前のことを思い出してしまうような、そんな感じでした。後半の岡野選手のボレーシュートあまりに美しすぎて場の雰囲気を読めていなくて、とても良かったですな。福田さんの引退試合同様、大事な所でゴールを奪っていきました。残念ながらテレビ観戦でしたが、井原さん本人がとても楽しそうに試合をしていましたから、良かったんじゃないでしょうかね。井原さん、本当にお疲れ様でした。将来、Fマリノスの監督をして、思いっきり失敗してからレッズの監督をいつか、やって下さい。待っています。

年末にM-1グランプリを初めて見たせいか、例年になくお笑い番組を見ておりました。知らない芸人さんも一杯いましたが、ずいぶん面白い芸人さんが増えたんだな、と思いました(笑い飯は、本当に面白いですな。陣内智則さんも、お気に入りです)。またデビュー当時から知っているアンタッチャブルがあんなにしっかりしたネタをするようになっていたなんて、嬉しい限りです。今年はM-1グランプリ、狙って欲しいですな。

昨年のオフシーズンはモンティ・パイソンで過ごしましたが、今年はそれに加えてバカルディ&さまぁ〜ずのライヴDVDを見て過ごします。これで開幕まであっという間ですね。それはさておき、今年も始まりました。サッカー漬けは間違いありませんが、それだけにならないようにして行きたいと思います。なお近日、サイトをいじります。開幕までには、終わらせようと思います。


1月27日 なんとなく、の靄の中


ブッフバルト氏が監督に就任することが決定してから、レッズの補強は例年にはない程の勢いで実行されました。噂として出ていた選手たちが実際に今年はレッズのユニフォームを着て戦うことになっていきます。ホーリーホックから
闘莉王、エスパルスから三都主、そしてヴィッセルから完全移籍で復帰することになった岡野選手…。意外だったのはグランパスから来る酒井選手ぐらい。トライアウトから獲得した梅田選手は、申し訳ないですがちょっと記憶にない選手でした。ともあれ今年のオフシーズン、レッズは同じく大型補強を敢行したグランパスとともに話題の中心に居続けました。

おそらく、今シーズンがオフト監督の3年目だったとしたら、これほどまでの補強はされなかったでしょう。少なくとも岡野選手は戻らなかったでしょうし、三都主も来なかったかもしれません。ポストプレーヤータイプの梅田選手の獲得にも動かなかったでしょう。でも、昨年以上にリーグ優勝の期待は持てたと思います。まあ、もう過ぎてしまったことですし、Numberの592号を読めばもはや監督と社長の関係は修復なんて不可能だったことは分かりましたから、そんなことを思っても仕方ないのですが…。それでも、ブッフバルト監督と僕たち(というか僕)を安心させてくれると思った補強が、より一層の不安、またはなんとも言えぬモヤモヤ感を結果的に与えてくれたんですよね…。

この「補強」がもたらしてくれたものはオリンピック代表候補選手4人A代表選手4人、そして外国人枠を1人余らせての帰化組2人による「ブラジルトリオ」のセンターライン。…それと、主力8人を欠いた状態での開幕前の物凄く大事なチーム作りの時間でした。長期的に見れば確かに物凄く良い補強だと思いますが、今年に限っていえば優勝は望めない補強だったかもしれません。その点、グランパスは今年優勝するためだけのピンポイント補強をしているといえます。なにせ、代表に入ることはないけれどとても良いベテラン選手ばかりを獲得しましたから。また、代表選手を取られたとしても監督が代わっていなければ元々の基本は叩き込まれているわけですから、何人か抜けようが戦術的に不安要素はなかったでしょう(平川選手は不本意だったかもしれませんが)。

問題は、監督が代わったこと、ポジションが保証されていない状況で代表選手たちはチームに戻れないこと、監督がどういうサッカーをするのか、まだ見えないこと、そして、監督が新人なこと。…この状態で、優勝を狙わせるのはやっぱり酷ではないかと思います。

でも、監督と社長(現場とフロント)のビジョンは一致しています。長期的視野で見ればレッズというクラブにも不安はあまりありません。ブッフバルト監督が長く監督としていてくれるとしたら、きっとレッズはビッグクラブへの道のりを歩んでいけるようになれると思います(なにしろ相思相愛ですから)。だからこそ、オリンピックのある今年だけでもオフト監督にもう1年やってもらって、2005年からブッフバルトにバトンを渡せたらもっと良かったのではないかな、とシロウトながらに今さらですが思ったりもします。

まあ全て、タラレバの話です。優勝できないと決まったわけでもありません。でも、やっぱり期待感よりも納得できないような、そんな靄がかかったような状態がずっと今も続いています。そんなこんなで、僕は今年のシーズンチケットを更新するかしまいか、最終日まで悩みました(結局手放しはしませんでしたが)。それでもまだ言葉にできない痼りのようなものがあります。今年のレッズは、どうなっていくんでしょうか。先の読めないシーズンが始まろうとしています。

でもひとつだけ、Number592号にあった犬飼社長の「この賭けで来年、結果が出なければ、私が責任をとる。それはもう、はっきりしていることです」という言葉の意味が「社長を辞任する」ということであるのだとしたならば、これほど無責任なことはないと思います。犬飼社長の実行力は現在のレッズにおいて必要なものですから、「責任をとる」ということを「途中で逃げ出す」という形にしないでもらいたいです。なんとかして早くサポーターたちに恩返しがしたい、喜びを多く分かち合いたいという社長さんの気持ちは、良く分かっていますので。とりあえず、そんなに焦んなよというのが今の気持ちですな。

あ、そうか。焦り過ぎているように見えたから、不安だったのかもしれませんね。