|
6月4日 現時点での集大成
レポートも無事終わり、ダイエットメニューの2週間も無事終わって(結局5.2キロ減量で終了)第2段階の普通の食事での減量に移行しまして、久々のマッタリした時を迎えています。特にやることもないのでゼルダの伝説 風のタクトを完全クリアしてやろうとフィギュア集めやらハートのかけら集め、宝のマップ探しなどに奔走しています(ガノンドロフ?いつでも倒せますとも、ええ)。次はギフトピアがやりたいんですが、流石にそんなに暇にはまだならなさそうです…。
さて、6月はイベントが多く真剣勝負の場が少ないのが寂しいところですが、レッズにとってはその2試合とも重要なものですね。小野伸二選手の凱旋試合となるオランダの名門クラブフェイエノールト戦、そして福田選手の引退試合となる現役対歴代選抜のレッズ同志の対戦。僕にとっても物凄く思い入れのある2人の試合ですからカメラを持つ手にも知らないうちに力が入ります。今日は小野伸二選手が日本代表のひとりとしてではなく、フェイエノールトの一員としてやってくるさいたまシティカップがありました。
2001年の7月14日、小野選手の駒場でのホーム最後の試合でのセレモニーのときに、不覚にも涙を流してしまいました。せめてもう1年いて欲しかった想いと、今すぐにでも海外へ飛び出し、ワールドカップに出場して欲しい想いが、ぐるぐる頭の中を巡り、小野選手のコメントを聞いているうちに泣いていたのです。覚悟を決めて旅立っていこうとしている小野選手を送りだすにあたって、僕は一つの覚悟を決めました。
絶対、今よりもっと写真をうまくなって、戻ってきた小野伸二を撮ってやろうと。
僕は、小野選手を撮るために写真を始めました。大原の練習場に行くようになったのも小野選手を近くで見るためでした。でも、小野選手をボール込みで、特にパスを出す瞬間を押さえるのは、物凄く難しかったです。彼のパスはダイレクトにくり出されるものが多く、ドリブルも当時はあまりしていなかったのでシャッターを切るまでにボールは別の選手の所へいっているということが多かったのです。それは最後の試合まで僕に与えられた課題でもありました。
その日から、フィルムを吟味するようになり、天候や湿度にも関心を持ち、撮影の際にはどのポジションを押さえれば良いかなど、考えるようになりました。選手の動きを予測するといったこともするようになりました。あくまで観客席からですから限界はあるものの、ここ3年続けたおかげでセオリーのようなものが出来つつあります。事実、それ以降の写真の出来と僕自身の写真への要求は高いものになってきています。それも全て、小野選手を撮るため。
とまあ、待ち焦がれた約2年後の今日、奇しくも昨年のこの日、この場所でワールドカップグループリーグ第1戦、日本×ベルギーの試合が開催され小野選手のアシストから鈴木選手のゴールが生まれ、日本代表の快進撃が始まったこの埼玉スタジアムで僕自身もその成果を試すことになったわけなんですが、見事に雨でしたな、ずっと。
もちろん雨の日だって何度となく撮ってきましたし、今年僕の行っている試合はホームやアウェーに関わらず大抵雨絡みなので準備も万端、多少濡れるのも気にせずにアウェー側のバックスタンド寄りのゴール裏、前から3列目を確保して登場のときを待っていました。この日に限っては、レッズよりも小野伸二の方が大事でしたので、迷うことなく南側から入場しました。そして、小野選手の登場。幸いにも目の前で練習が繰り広げられまして、出場時間16分も合わせて約45分間、小野選手ばかりを撮り続けることが出来ました。初めてでした、練習だけでフィルム1本撮り切ったのは。それでもまたいつ撮れるかわからない小野選手なので、全ての構図を丁寧に、大切に仕上げていったつもりです。いくらかでも進歩した形が見えると良いんですが…。
試合の結果は2-2の引分け。もともと親善試合ですから結果は厭わないものでしたが、レッズに関しては前半は不満ばかり、でも後半は途中から出場した田中選手のおかげで実に楽しい時間を過ごさせてもらいました。フェイエノールトに関しては練習から思いましたがボールのつなぎが正確、かつ丁寧。更にダイレクトでポンポン繋いでいく見事なもの。誰ひとりとして練習では2タッチ以上でパスしないんです。ひとりひとりのボールを止める技術は、物凄く高いですな。それは試合中でも随所に見られました。更にフィールドを大きく使い、ロングボールを多用し、しかもそれが足下にピタッと収まる素晴らしいパスばかり。ため息が出ると共に毎週こんなサッカーが観られるオランダ人を少しうらやましく思ったりしました。それでも彼らの大半は半レギュラー乃至は他クラブへレンタルされていた選手。これでもし主力選手たちがフルコンディションで行うサッカーを観られたとしたら…。もう、想像しただけでも楽しそうですよね。
さらに、個人的に大好きなGKズーテビールを間近で観られたことに、凄く感激しました…(恍惚)。セーブがうまく、まさに鉄の壁、というような彼なしにはおそらくは昨年のUEFAカップだって獲得できなかったであろうズーテビールから、2ゴールも奪ったウチの攻撃陣は、かなり信頼できますね。特にエメルソン!早くシーズン再開されないかな、という感じです。
とまあ、この日は最高!のひとことで埼玉スタジアムを後にしました…。いつか、今度は海外で小野選手を撮ってやろう、そんなことを思いながらの帰り道は、雨で少し危険でしたがとても軽快なものでした。
|